車検証の基礎知識!種類・見方などを徹底解説!

  • 2020年3月5日
  • 2020年3月19日
  • 車検

車の車検証とは人で例えると身分証明のようなもので、排気量や型式はもちろんのこと、初めて登録した年から、所有者の名前などその車の詳細情報が記載されています。

あまり知られていませんが、車検証にはAとBの2種類のタイプが存在し、違う箇所は所有者欄の有無。

また車の車検証はとても大切な書類であり、車検証が無いと公道を走ることはできません。

この記事では車検証の種類、記載項目や内容をご紹介していきますので、車検証に関してあまり知らないという方の参考になればと思います。

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車検証とは?

車検証とは、国が行っている検査を合格した車に発行される書類であり、車の身分証明書のようなものです。

記載されている内容は、初めての登録日や、排気量、型式など。

さまざまな項目があるので、どんな車なのかを知りたければ車検証を確認すればいいのです。

この書類の持つ意味はとても大きく、車検証のない車は公道を走ることはできませんし、保険に加入することもできません。

車を所有するうえで必ず必要な書類であり、車検証のない車で公道を走行すれば車に対しての罰則+ドライバーに対しての罰則、つまり2つの罰則を受けてしまいます。

罰則内容としては

・6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
・違反点数6点
・免停30日

この3点。

まいちゃん
まいちゃん
車の車検って法律で決まっているのね。
しゅりくん
車検を受けなければ罰則が科せられますが、その背景には、車検をしていない車で公道を走行すれば、それだけ危険が伴うということではないでしょうか。

車検証にはAタイプ・Bタイプの2種類ある

実は車検証には2種類が存在するとご存じでしょうか。

ひと昔前は「Aタイプ」と呼ばれる従来の車検証しか存在しませんでしたが、2009年より新たに「Bタイプ」の車検証が作られるようになりました。

この2種類の違いをそれぞれ説明すると、

・Aタイプ・・・従来の車検証。所有者と使用者の欄が設けられている。
・Bタイプ・・・2009年より新たにできた車検証。使用者欄のみが表示され、所有者欄が削除されている。備考欄に所有者を記載。

このような違いが存在します。

買い物から旅行、美容院に行くなど、生活をするうえで移動手段のひとつとして車という選択肢が当たり前となりました。

Bタイプの車検証ができた背景としては、車を購入する人が増え、それに伴い購入時の支払い方法の多様化が進んだ為ではないでしょうか。

都会ではあまり必要性を感じないかも知れませんが、田舎住まいの方には必需品といっても過言ではない車。

車の値段は年々高くなっており、軽自動車でさえ新車で購入すると100万円以上の値段で売られていますが、100万円以上もする車を一括購入できる方は少なく、大半はローンを組み車を購入します。

またリースでレンタルする方も増え、購入者のニーズに合わせて支払い方法は複雑になってきました。

今や当たり前になってきた支払い方法であるローンやリース。

無駄な記載を避け、効率化をはかるうえでもBタイプの車検証は有効な方法なのでしょう。

まいちゃん
まいちゃん
車の支払い方法がそんなにあるなんて知らなかった。
しゅりくん
はい。今ではローンやリース以外にも残価クレジットなど、あらかじめ車を買い取ることを予定してローンを組むという支払い方法も存在します。支払い方法が多様化したため、国をあげて対応しているのかもしれませんね。

ニーズ別の車検証の見方の悩み解決

車検証には様々な情報が記載されています。

この用紙を見れば、その車に関しての情報をかなり詳しく知ることができ、車の整備や車検を行う際とても重要な書類です。

いくら情報が記載されていても、車検証の見方を知らなければ意味がありません。

そこで簡単に車検証の確認方法をご紹介していきます。

年式を知りたい

まずは下の画像をご覧ください。

この書類が車検証です。

車検証 見方

年式に関しては上部の中央あたりに「初度登録年月」と記載されています。

写真では①番の箇所となり、新車時、初めて車両登録した年月日のことを指し、この年を見ることで年式を確認することができるのです。

走行距離を知りたい

走行距離に関しては②番の箇所、車検証では備考欄にあたる部分に記載。

注意してもらいたいのは、走行距離は車検時での走行距離であり、車検から時間が経っているならば当然、走行距離は変化するという点。

しゅりくん
走行距離に関しては変動が大きい為、実際に車を見て確認しましょう。

車検証の有効期間を知りたい

車検証の有効期間は③番の部分に「有効期限の満了する日」と記載されています。

初めて見る方は分かりづらいかもしれませんが、この日付を把握することでうっかりした車検切れを防ぐことができます。

しゅりくん
もし車検が切れてしまったら、自走ができない状態となってしまい、車検場まで持っていくのも大変な作業となります。

型式を知りたい

型式は④番の部分、用紙では中央部左端に記載されている項目。

同じ種類の車でも、グレードやモデルチェンジなどで装備品が変われば型式が変わります。

例えばマツダのデミオであればガソリンエンジン、ディーゼルエンジンが搭載された車であり、さらにトランスミッションもATとMTと色々なグレードが存在。

デミオの中で「15C」と呼ばれるグレードの型式は「6BA-DJFS」であり、この型式を見ればガソリンエンジンで6速ATの車であることが分かります。

しかし、6速MT車ならば型式は「CBA-DJLFS」となり、ディーゼル車であれば「LDA-DJFS」に変わるため、自分の乗っている車の型式はどのような表記であるかを確認することで、グレードや使用するガソリンなどを知ることができるのです。

排気量を知りたい

⑤番の排気量は画像の中央に「総排気量又は定格出力」と書かれてあります。

エンジン車では総排気量を確認し、定格出力は電気自動車で用いられる表示。

一般的にccで表されることの多い排気量ですが、車検証では「L」単位となっているので注意しましょう。

もし1900ccの車であれば、1.9Lと表示されています。

車検証の各項目をわかりやすく解説!

車検証の確認方法の項目では5つの見方をご紹介しましたが、それ以外の記載欄もあるので、少しだけ解説していきます。

今回使っている車検証はAタイプの物なので「所有者」と「使用者」の欄があります。

・使用者・・・実際に車を使用する人の名前。保険などに加入する場合この項目を見られます。
・所有者・・・車を購入した人の名前。リースなどでは会社名が記載。
・燃料の種類・・・ガソリン又は軽油と表示。ハイオク車であってもガソリンと表示されるので注意しましょう。
・原動機の型式・・・エンジンの型式を記載。車の型式同様、エンジンも型式が存在します。
・乗車定員・・・何人乗りの車なのかを表示。8人乗りの車であるにもかかわらず、後部座席を取り外すと違法改造となり、車検に通らなくなります。

まとめ

今回ご説明したように、車検証には様々な情報が記載されています。

リースやローンでの支払いが主流になってきた今、所有者と使用者が違う人物であることが当たり前となってきました。

それに伴い車検証の種類も増え、従来のAタイプの車検証に加え、所有者欄のないBタイプの車検証も新設。

どちらの車検証も見方は同じですが、車検証の項目は少し特殊な言い回しになっているので、ある程度知識は必要です。

もし車検証の見方が分からないというい方は、この記事を参考にしていただければと思います。

個人情報の取り締まりが厳しい現代、車検証の取り扱いは細心の注意が必要です。

車検証を紛失してしまえば、家の場所や名前、乗っている車の種類や登録番号まで分かるので、悪用される可能性はとても高い書類ではないでしょうか。

色々な情報が載っており便利な反面、無くさないよう十分に注意していきましょう。