軽自動車のユーザー車検の費用・書類・流れなどを一気に解説

  • 2020年3月6日
  • 2020年4月17日
  • 車検

軽自動車には普通車と違い費用面で様々なメリットがあります。

小回り性能がよく、運転しやすいというメリットも大いにありますが、大半の方は費用が安いという理由で軽自動車を購入しているのではないでしょうか。

自動車と呼ばれるものは、基本的に車検を受けなければなりません。

例外として排気量の小さなバイクであれば、車検不要となりますが、軽自動車にも例外なく車検が必要です。

費用面で安い軽自動車は、車検費用に関してもお得な傾向にあるのですが、ユーザー車検を行うことでさらに安く車検を受けることができます。

今回は軽自動車のユーザー車検に関して、費用や必要書類、流れなどを解説していきます。

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軽自動車のユーザー車検はオーナー自身でする車検

ユーザー車検とはその名の通りユーザー自身で車検場に車を持ち込み、車検を受ける方法のことを指します。

今やよく聞く車検方法としてユーザー車検がありますが、ユーザー車検が一般の方に浸透したのは1990年頃。

それまでは整備工場が代行し車検を行っていたのですが、急速な車の普及に伴い整備士の手が回らなくなったため、ユーザー車検が広く浸透していきました。

現在では全盛期時代に比べ車業界は衰退していっており、整備士の人数も減る一方となっています。

整備工場へ車検をお願いしたけど、忙しすぎて何日も預けなければならなくなり困ってしまった、このような経験をされた方は多いはず。

ユーザー車検とは、車検をすぐに受けたい方や、整備工場の負担を減らすといったニーズに答える為にできた車検方法だという事です。

軽自動車のユーザー車検費用はいくら?

軽自動車は普通自動車よりも、重量税がかなり安く設定されています。

さらにユーザー車検を受けることで、車検費用を大幅に抑えることができますが、いったいいくらで車検を受けることができるのでしょうか。

軽自動車をユーザー車検で受けた場合に発生する費用を、簡単にご紹介していきます。

  • 自賠責保険代・・・2万5070円
  • 重量税・・・6600円
  • 申請手数料・・・1400円

車検を受ける際、発生する費用はこの3点。合計すると3万3070円となります。

注意してほしいのは、この費用はあくまでも最低限かかる費用であり、検査場まで向かうガソリン代や、もし検査に不合格だった場合の修理代などは含まれないということです。

しゅりくん
もし修理が必要な場合であれば、別途追加料金が発生すると覚えておきましょう。また普通車同様に、軽自動車もエコカー減税があり、エコカーの規格内であれば重量税はもっと安くなります。逆に初期登録から13年以上経過した、古い軽自動車の場合は重量税が高く設定されています。

ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検の最大のメリットは、安く車検を受けることができるという点。

整備工場に頼むよりも数万円は安く抑えることができます。

また、自分自身で検査を受けることにより、自分の車に関しての知識が多少ではありますが、経験として身につくのではないでしょうか。

デメリットとしてはかなり手間がかかり、時間も必要になってくる点。

検査場は平日の昼間にしか開いていないので、もしカレンダー通りの仕事をされているのであれば有給休暇を取り、1日をかけ車検を受けなければなりません。

そしてユーザー車検は、車の知識がない方でも車検を通すことができるため、車検で確認される項目の点検ができず、壊れかけであっても気づくことができないというデメリットもあります。

まいちゃん
まいちゃん
ユーザー車検ってメリットも大きいけど、それだけデメリットもあるということね。
しゅりくん
そういうことです。車検に通る=次の車検まで調子が良いという訳ではないという事をしっかりと理解しておきましょう。もし不安であれば、お金を払ってでもプロに点検してもらうべきです。

軽自動車の必要書類は何を用意する?

軽自動車のユーザー車検では、普通車で省略できる書類も用意しなければなりません。

用意する書類は以下の通りです。

  1. 車検証
  2. 自動車税納税証明書
  3. 自動車重量税納付書
  4. 自賠責保険証明書
  5. 継続検査申請書
  6. 軽自動車検査票

この6つの書類を用意しておきましょう。

必要書類は当日揃えることができる書類と、前もって揃えておく書類の2種類があります。

前もって揃えておく書類は①車検証、②自動車税納税証明書③自賠責保険証明書の3つ。

自賠責保険証明書は車検を受ける時点で、有効期間が残っているならば持っていきましょう。

また自動車税納税証明書は、よく無くしてしまう方がいるので注意が必要です。

その他の書類は車検場で揃えることができます。

まいちゃん
まいちゃん
書類が書けるかどうか不安・・・。
しゅりくん
安心してください。書類の書き方は例題として書かれてありますし、分からなければ職員の方に聞けば教えてもらえます。

ユーザー車検の予約は軽自動車協会へ

普通車であれば陸運局で車検を受けることができますが、陸運局へ行っても軽自動車は検査をしてもらえません。

ユーザー車検を受ける為には前もって予約が必要となり、予約せずに当日車検を受けようとしても、人が多すぎて検査を受けることができないので注意しましょう。

軽自動車の車検は「軽自動車検査協会」という機関で取り扱っており、通常、陸運局の近くに陸運局とは独立した形で建ててあります。

まいちゃん
まいちゃん
なんで軽自動車だけ別枠なの?
しゅりくん
そもそも軽自動車と普通車では、取り扱っている機関が違っているため、取り扱いも違うのです。

当日の流れを7ステップで解説

まず車検当日の流れを7つの項目で解説します。

  1. テスター屋さんで最終確認
  2. 当日記入が必要な書類の作成
  3. 自賠責保険の継続加入
  4. 税金や手数料の支払い
  5. 車検の受付・書類の提出
  6. 検査ラインで検査
  7. 車検証を受け取る

簡単にまとめるとこのような流れになります。

このステップは当日の流れであり、前日までに行わなければならない事としては

  • ユーザー車検の予約
  • 必要書類を揃える

この2つは前もって行っておきましょう。

どちらを忘れても、当日車検を受けることができなくなります。

①のテスター屋さんで最終確認という項目は省略しても構いませんが、新車から5年以上が経った車を点検もせず1発で車検に通すとことは難しいです。

もし不合格になってしまえば、修理後の再検査を行わなければならず、手間も費用もかかってしまいます。

しゅりくん
保険という意味でも、あらかじめ点検を受けておくことが望ましく、いつも混んでいるユーザー車検では、順番待ちでかなりの時間がかかるため、時間に余裕を持たせておくことも大切です。

まとめ

軽自動車もユーザー車検を受けることで、かなりの費用を抑えることができます。

しかしデメリットも存在し、時間と手間、そして車の健康状態を知ることができないという点。

通常整備工場に持っていけば、ブレーキの摩耗などを分解整備し点検を行いますが、その点検を行わないユーザー車検では、愛車にどれだけガタがあるのか知ることは難しく、今後2年間乗り続けるうえで注意すべき箇所も見えてきません。

最近の車は簡単に壊れることがない為、10万キロほどであればあまり心配する必要はないかもしれませんが、好調な車の状態を維持し続けたいのであれば、車検時に限らず定期的な点検を受けることをオススメします。

またユーザー車検では6つの書類が必要であり、その中の自動車税納税証明書に関しては普通車では省略できますが、軽自動車では必ず必要となってきます。

初めてユーザー車検を受ける方はイメージが掴めず、どうしていいか分からなくなってしまう場面があるかもしれませんが、検査場の職員に聞けば教えてくれるので焦る必要はありません。

手間はかかりますが、自分で行える車検方法なのでぜひチャレンジしてみてください。