車のギア(シフトレバー)が動かない時の原因と対処法(オートマ・AT車)

運転中に、突然、ギア(シフトレバー)が動かない・変えられなくなったら、とても焦ってしまいますよね。

今回の記事では、ギアが動かなくなる原因、仕組み、解決法について解説をしていきます。

そして、もし故障をしていたら・・・修理費用はいくらかかるの?という悩みにもお答えします。

突然のトラブルにも慌てずに、この記事が参考にされば幸いです。

この記事は、オートマ・AT車ので解説になります。

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ギア(シフトレバー)が動かない・変わらない時の原因は?

ギア 動かない 原因

オートマ車では、安全面を考えてシフトレバーを動かさないようにするシフトロック機能が付いています。

しゅりくん
シフトロック機能が作動をすると、当然、ギアを動かすことはできません。まずは、初歩的なミスを起こしていないかの確認をしてください。

バッテリー上がり

オートマ車は、バッテリー上がりを起こしていると、ギア(シフトレバー)を動かせなくなります。

久しぶりの運転となれば、バッテリー上がりを起こしている可能性も。いちどバッテリーが上がっていないかを確認されてください。

また、バッテリー上がりを起こして、ブースターケーブルなどがない場合は、JAFやロードサービスに連絡してください。

JAF(JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION)|日本自動車連盟(ジャフ)

カーバッテリー110番

ハンドルロックがかかっている

なんらかの拍子でハンドルロックがかかってしまった場合、エンジンをかけることができません。オートマ車のギア(シフトレバー)も動かせないようになります。

解除法は、ハンドルを左右に小刻みに揺らしながらエンジンをかける、ブレーキベダルを何度か踏み直す、シフトロック解除ボタンを押す、などをして解除することができます。

※車種によっても異なります。「車種×ハンドルロック解除」で検索されてみてください。

ハンドルロックの解除をして、シフトレバーが動くのかの確認をしてください。

これらの間違いがない場合は、故障や不具合が考えられます。

ブレーキランプが原因

ブレーキランプが切れていると、ギアを動かせなくなります。いちどブレーキランプを確認してください。

ギア(シフトレバー)は安全上の理由から、ブレーキ信号を受け取ってから動かせる仕組みになっています。

ブレーキランプが切れている場合は、ブレーキ信号が送られていない状態を意味します。

同乗者がいれば、ブレーキランプを見てもらってください。

ブレーキランプがつかないのは、ヒューズ切れが考えられる

ブレーキランプがつかない原因としては、ブレーキランプの表示切れが考えられます。

通常、【P】(パーキング)の状態で、ブレーキを踏むと「カチッ」という音が聞こえます。もしそれが聞こえなければ、ヒューズが切れている可能性が。

ヒューズの交換費用は高くありません。後述する「修理代はいくらかかる?」を参考にされてください。

シフトロックソレノイドの故障

シフトロックソレノイドは聞きなれない単語だと思います。

シフトロックソレノイドとは、シフトレバーが誤作動を起こさぬよう、動かさないようにする機能をもっています。

これが故障をすると、正しい電気信号を送られないために、ギア(シフトレバー)を動かせません。

故障をしているかを見極めるポイントは、ギア(シフトレバー)を動かすと、通常は「カシャ」という音が聞こえます。

もし、それが聞こえない場合は、シフトロックソレノイドの故障が考えられます。

電気系統の不具合

ブレーキランプが点灯している場合は、電気系統の不具合が考えられます。

ブレーキランプ回路のカプラー、ハーネスの不良、アースが不安定なときに発生。

※カプラーとは、複数の配線を同時に接続することのできるコネクタ。
※ハーネスとは、複数の配線を束ねた状態のもの。正式名称はワイヤーハーレスと呼ぶ。
※アースとは、電気のマイナスへと繋ぐためのもの。

電気系統のトラブルは素人目では判断することが難しいので、プロに見てもらうことをお勧めします。

動かない・変わらない時の解決法

しゅりくん
ギア(シフトレバー)が動かなくなる原因について、解説をしてきました。次に、肝心の解決法・対処法についてを解説していきます。

シフトロックを強制解除

ギア(シフトレバー)の近くに「シフトロック解除ボタン」があります。

突然のシフトロックで、緊急対応しなければいけないときは、シフトロック解除ボタンを探して押してください。

場所は車種によって異なります。車の取り扱い説明書(ダッシュボートに置いているかたが多いと思います。)の確認をしてください。

もしくは、各自動車メーカーのホームページから、シフトロック解除ボタンの場所を確認してください。

各自動車メーカーのオンラインマニュアル一覧

例)ニッサン キャラバンの場合

シフトロック解除ボタンの使いかた
万一バッテリーあがりなどでセレクトレバーをPから動かせないときに使います。

安全のためパーキングブレーキをかけ、ブレーキペダルを踏み続けます。

お手持ちの精密ドライバーなどでふたを外します。

傷つきを防ぐため、ドライバーに布などをあてて外してください。

シフトロック解除

お手持ちの精密ドライバーなどでシフトロック解除ボタンを押しながらシフトレバーのボタンを押して、シフトレバーを動かします。

シフトロック解除

引用元 |シフトロック解除ボタンの使いかた

ギアから異音が聞こえた場合

ギア 異音

ギア(シフトレバー)から異音が聞こえた場合は、「トランスミッション」の故障も考えれます。トランスミッションとは、車速やエンジン回転数に応じて自動的に変速比を切り替える装置(変速機)のこと。

トランスミッションに問題があると、加速が悪くなる、燃費が悪くなる、ギア(シフトレバー)を動かす時に異音や操作がスムーズにできない、といった状態に。

ミッション内部は歯車(ギア)が複数あり円滑に噛み合うようにオイルが入っています。そのまま長期間使っていると鉄粉などが溜まってミッショントラブルになります。

しゅりくん
エンジンオイルと同じようにミッションオイルも定期的に交換をしましょう。車種にもよりますが2〜3年または3万キロ前後が交換時期の目安です。

焦げ臭い臭いがする時は、オイルが漏れている可能性もあります。他にも、シフトレバーの操作がスムーズに動かせない場合も、オイルの劣化が考えられます。

修理・交換費用について

一番気になるのは、やはりお金の面ではないでしょうか。

ギア(シフトレバー)に不具合があった場合の、修理・交換費用の目安はこちら。

ブレーキランプ(ヒューズ)の交換費用|1,000円〜2,000円程度
電気系統の修理費用|5,000円〜10,000円程度
シフトロックソレノイドの修理費用|10,000円〜20,000円程度
オートマオイルの交換費用|1,000円〜2,000円程度
オートマミッションの交換費用|10万円〜80万円程度

ギア(シフトレバー)の修理・交換費用だけでは、そこまで高額にはなりません。

しゅりくん
しかし、オートマミッションの故障だった場合は、交換費用は跳ね上がります。見積もり金額が、想像以上に高くなったら、乗り換えを考えることも。

修理費用の見積もり金額が高額ならば、廃車の選択も

もしも、オートマミッションの故障など、思わぬ高額の見積もり金額になった場合は、「廃車にする」選択肢も検討してください。

多くの人が勘違いをしているのが「廃車には廃車費用がかかる」ということ。

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まとめ

ギア(シフトレバー)が動かなくなった時は、緊急対応として、シフトロック解除ボタンを探して押すことで走行ができるようになります。緊急時を抜けた後は、ディーラーもしくは整備工場で必ず見てもらってください。

オートマミッションの故障だった場合は、乗り換えを検討するほどの高額費用になる可能性も。早めに車の状態をみてもらうことをお勧めします。

以上、「車のギアが動かない時の原因と対処法(オートマ・AT車)」でした。

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